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次期スレア国軍事最高司令官である、名門貴族の少年プレスト・ライザーズは、祖父の命によって敵国バーニスの現状把握を目的とする特殊部隊隊長に任命される。仲間とともに任務を行う中で知る真実とは――。
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| ―― ◆ キャラ紹介 ◆ ◆ 小説 ◆ ◆ 世界地図 ◆ ―― |
◆ 世界観 ◆
▼世界について
・自然の力「ティセ」
生命の源であり、気象などの自然環境に影響を及ぼす力。
光系と闇系の二種類が存在し、それが魔術属性とも関係している。
ほぼ無限にあるとされているが、もしゼロになる時は、世界の崩壊を意味する。
また、魔力を生み出す時にも欠かせない力である。
・「精」について
伝説上の存在。唯一「聖域」に辿り着けた人物、エルグレム・ライザーズが、
そこから持ち帰った石版にその存在が記されていた。
(また、石版とともに持ち帰った剣が、プレストの魔剣「蒼刻の光(ブライズ)」である。)
それによると、「精」は「ティセ」と同様、光と闇の二種類が存在し、「ティセ」の安定を支えているという。
そして、「精」が失われた時、「ティセ」は不安定になり暴走し、世界は滅びるとされている。
「聖域」でこの石版が発見されたという事実から、この存在を信じる者は多い。
特に、「光の壁」が現れたのは、「光の精」によるものだという見方が多数である。
・「光の壁」について
光系の「ティセ」の集合体による巨大な壁。五十年前、スレア国とバーニス国との間に現れた。
どのような手段を用いても破ることができず、その向こう側に行くことは叶わない。
そのようなこともあり、両国間における戦争は以後行われていない。
ただ、スレア国領土フェティス島は、それによってスレア国から分断されてしまった。
これが出現した原因・理由は不明で、各国で様々な意見が出されているが、
スレア国とバーニス国は、相手国に不穏な動きがあるためだと、互いに主張し合っている。
▼各国について
・スレア国
「魔術主義」代表国。電力などのすべてのエネルギー源は魔力であり、
あらゆるものが魔術によって成り立っている。
その分、人間への負担は大きく、使いすぎによる過労死が問題になっている。
また、身分とその役割は四つに分かれており、王族は国と首都の政治を、
貴族は軍事を、豪族は地方の政治を担い、平民は特に課せられていない。
軍事構成は、最高司令官を中心に司令官、各部隊長、各部隊員となっている。
最高司令官はライザーズ家からの選出というのが定まっている。
<術士育成義務>
スレア国独自の義務。満六歳になる年に、魔術か武術、どちらかの専門学校に入学し、
卒業試験に合格して資格を得るというもの。すべての身分が対象である。
現在学校は、魔術専門学校、武術専門学校、合成術専門学校がある。
卒業試験はいつでも受けられ、また、卒業後に他の術や合成術専門学校で学ぶこともできる。
(それは義務ではない。) ちなみに、途中で科目変更もできる。
・バーニス国
「機械主義」代表国。街全体が機械だらけで、兵士もすべて機械兵である。
しかし、資源・環境問題が深刻で、街から一歩出ると砂漠、という状況である。
また、機械を扱う犯罪者によって、被害がより拡大してしまうという事態にもなっている。
しかし、そういうこともすべて鎖国によって、「機械主義」国を含めた他国には内密にしている。
そのため謎が多く、スレア国に機械兵を送り込んだり、プレストを狙ったりする目的ははっきりしておらず、
各国では常に緊張が走っている状態である。
・その他の国
<魔術主義国>
・ファイリャ――少数民族の国。「機械主義」のルシェンカ国に狙われている。
・ユドランス――多民族で成り立っている国。少数民族による内乱が絶えない。
・カディン――かつてバーニス国に支配されていた国。今でも機械文明が残っている。
・ネースト――資源が豊富な国。人口は少ないが、同盟国との貿易が盛ん。
・ナポルト――ネーストの次に資源が豊富な国。ジヴォルシュ国が狙っているとの噂も。
・オヴェリク――「魔術主義」国内で、スレア国に次ぐ力を持った国。身分制はなく、安定している。
・ジヴォルシュ――魔術士のみの軍隊を持つ国。スレア国よりも厳しい教育を行っている。
<機械主義国>
・エヴェスタ――「機械主義」国内で最大の領土を持つ国。財政難に苦しみ、他国から狙われている。
・ルシェンカ――ロウェンツ国の機械技術提供で発展した国。ファイリャ国侵攻を目論んでいる。
・ロウェンツ――「機械主義」国内では、バーニス国に次ぐ力を持つ国。技術提供も行っている。
▼各術について
・魔術
「ティセ」と精神力の融合で成り立つ魔力を用いて、呪文詠唱や魔法陣で発動させる術。
属性は「ティセ」により、光・火・風の光系と、闇・水・地の闇系に分かれており、それぞれ相反している。
この魔術属性がどちらになるのかは生まれつき決まっており、
魔術を放つ属性(攻撃属性)と、魔術を受ける属性(防御属性)は共通しているのが普通である。
(ラージアのように、防御属性が光系で、攻撃属性が光系・闇系の両方であるパターンは稀少。)
また、補助系魔術を用いる時の魔力は、攻撃系魔術に比べて、
「ティセ」よりも精神力の割合が多いため、力の消費が激しい。
・武術
剣術、槍術、斧術、弓術、格闘術等の総称。
単なる武器攻撃に加えて、精神力の凝縮によって生まれた「気」を用いることで威力を高める。
機械兵と相対するスレア国では、「気」は武術専門学校の必須科目となっている。
・合成術
「気」を用いて武器に魔法陣を描き、そこに魔力を注いで魔術を発動させると同時に、
武術も行うという難易度の高い術。あらかじめ魔法陣を描いている時に比べて、
臨機応変に術を発動できるという利点がある。ただし、精神力の消費はかなり激しい。
・召喚術
世界の裏側にあるとされる魔界から「魔獣」を呼び出す術。
特に、スレア国では魔術と類似していることから研究が進められており、
今最も注目を集めている分野である。
近年では、専門学校の卒業試験の相手や実験動物として「魔獣」が使われており、
一部の人々から非難を浴びている。
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